株式会社シー・エム・ティです。

今回のテーマは「粉砕容器の止め金具」についてです。


まず止め金具とは、下の画像の赤丸部分
粉砕容器のフタとポッドを固定するための金具を「止め金具」と呼称しております。

※画像は50ml容器Fタイプ

この止め金具が日々の使用や経年等により劣化した場合、
フタとポッドを締める力が弱まり、試料漏れの原因の1つとなる可能性もございます。

止め金具のみの購入も可能ですので、この機会に一度ご確認いただければと存じます。
なお、今回はその交換方法についてご説明いたします。
※ビス類もセットとなりますので、プラスドライバーのみで交換可能でございます。


①交換する容器の止め金具を外す。


②フタ側の金具をナベビスで仮止め(金具が少し動く程度)


③金具を赤い矢印の方向に持ち上げながらナベビスを本締めする。

これによりフタとポッドを締める力がアップします。


④ポッド側の金具の上側を皿ビスで仮止めする。


⑤ポッド側の金具の下側をナベビスで本締め。

この時、フタとポッドの位置合わせの為、
フタ側の金具とポッド側の金具を図のように引っかけておきます。


⑥ポッド側の金具の上側の皿ビスを本締めする。


⑦上記②~⑥を左右行えば交換完了。





交換をご検討中のお客様や、現在ご使用中の機器の状態についてのご相談、
その他、既存のビス類が外れない等、些細なことでも構いませんので、
何かご質問があれば、弊社までご連絡下さい。


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それでは、次回の投稿もよろしくお願いいたします。