今回のテーマは
『ロータップ式ふるい振とう機のフタのコルク栓』
についてです。
先にロータップ式ふるい振とう機について簡単にご説明しますと、
試料を入れたふるいをセットし、ふるい分けを行う機械となります。
その際、楕円運動による並行往復運動(ローリング)と、
上部ハンマーによる叩く運動(タッピング)を組み合わせる事で、
ふるい内の試料の目詰まりを減少させ、ふるい分け効率を高めた機器となります。
耐久性があり、安定した再現性が得られるため、広く実用されています。
以上がロータップ式ふるい振とう機の特徴となります。
『フタのコルク栓』
本題のコルク栓は下記赤丸で囲ったフタについています。更に拡大した下記の画像赤丸で囲った部分がコルク栓です。
画像は弊社で使用しているフタなので、使い込まれた状態ですが、
このように、ベージュ色のフタ部分の突起から、茶色のコルク栓が出ている状態が正常です。
コルク栓は、ハンマーによるタッピングの衝撃を受け止める役割である為、
日々のご使用の中で、摩耗/破損する場合がございます。
フタを横から見た際に、コルク栓が見えないような状態であれば交換が必要となります。
※コルク栓が摩耗/破損した状態で運転を行うと、ハンマーがフタよりも先にグリスニップルに当たり、
正常なふるい分け動作が出来ず、機器の破損にも繋がります。
なお、コルク栓は単体での購入も可能でございますので、
交換をご検討中のお客様や、現在ご使用中の機器の状態についてのご相談等、
何かご質問があれば、弊社までご連絡下さい。
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それでは、次回の投稿もよろしくお願いいたします。